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    公开号:WO1992007757A1
    申请号:PCT/JP1991/001471
    申请日:1991-10-29
    公开日:1992-05-14
    发明作者:Yoshizou Fujimoto
    申请人:Yoshizou Fujimoto；
    IPC主号:B64D45-00
    专利说明:
    [0001] 明 航空機の飛行情報記録方法とその装置 技 術 分 野
    [0002] 本発明は、 小型航空機、 中型航空機の飛行の安全性の確 保に係 り、 詳し く は、 大型航空機に装備されるフライ ト レ コーダ—やボーイ ス レコーダ—に代わるよ う な、 簡便な諸 飛行情報の記録方法ならび糸
    [0003] 田に記録装置に関するものである ？、 ί支 1'†T
    [0004] 従来のフライ 卜データ レコーダーにおいては、 航空運送 事業用の大型航空機にはデジタルフライ 卜データ レコーダ
    [0005] —の搭載が義務づけられ、 飛行中の航空情報をデジタル信 号化し、 専用固体記憶装置に記録蓄積させて、 最新の飛行
    [0006] 2 4 時間の ·運航記録と して保存させ、 合わせて操縦室内の 会話と航空無線交信を記録する専用のボイ ス レコーダー を 搭載して、 最新の飛行 3 0分間の音声記録を保存させてい るが、 5 7 0 0 キロ グラム以下の航空機には上記 2 つの装 置を装備する義務がないもめ、 多く の中型、 小型航空機で はこれらの記録手段を装備していない。 飛行中の機体外形 を、 . _操縦士自身が確認する技術と して、 特開昭 6 2 — 1 1 3 7 0 0 、 実開昭 6 3 — 1 1 0 2 0 0 が知られている。 従来の'航空機事故に備えたデジタルフライ トデ一タ レコ ーダ一 とボイ ス レコーダ一は、 大型航空機用 と して記録精 度、 耐震耐圧耐熱構造の高信頼性を最も必要とするために、 頑丈に作られて形状は大き く 重く 、 中型機小型機が装備す るには形状容積、 重量と も適さず、 操舵量の検出器と その 取付けも、 小型機等には精緻過ぎ困難であ り、 また装置価 格は高価であ り装備困難であった。 そのう え、 航空法によ つて搭載を義務づけられていなかったために、 小型航空機 用の飛行情報記録装置は開発されていなかった：
    [0007] 従来の技術では、 飛行中に受ける機体への損傷や破壊の 状況を、 操縦士が操縦室から確認することができるように 光フ ァイバ一、 回転ミ ラ一、 ズームレンズを組合わせ、 胴 体の上面と下面に設けた視き窓を通じて機体外形を確認す る装置と、 飛行中に受けた損傷や破壊の状態を操縦士の前 方胴体側面から、 ノ ック ミ ラ一を押し出して確認する緊急 用の格納式パック ミ ラーが開示されている。 そのいずれも が確認だけを 目的と したものに留ま り、 損傷や破壞の扰態 とその後の航空機の受けた飛行変化や影響状態を、 記録保 存できる装置でないために、 飛行後の検査や修理、 事故解 明の資料および操縦士の遭遇した、 緊急時の対応操縦が適 切に行なわれたかどうかの確認や検証はできなかった。
    [0008] また、 航空機の大小に係わらず、 一度事故が起きて しま う と航空機搭乗者をふく め、 地上の落下地点の住民多数を 巻き込む大惨事となり、 その事故の根絶のための有効な防 止策は社会の求める重要な課題であるにもかかわらず、 小 型航空機などについての事故については、 大 S航空機に装 備されるデジタルフライ 卜データ レコーダーとボイスレ コ ーダ一のように、 事故後回収して解読分析しその原因解明 に役立てて、 新たな事故再発を防止させる有効な手段にで きるような記録装置を装備してないために、 現在も事故調 查は、 墜落現場での調査から得られる破損機体と、 破損し た航空計器類の指示状態から、 衝突時の様子を推測する方 法で行なわれ、 航空機の不具合から生じた事故か、 操縦士 の健康状態の急変か、 操縦判断のミス力、、 正確な原因を解 明するには、 客観的な飛行情報の記録が何も残らないため に困難を極め、 その調査結果から推定される原因が正確に 解明される とはいえない。
    [0009] この様な状況下であるために、 小型航空機等の事故再発 防止に有効な対策を、 他の多く の航空機に引継いで実施出 来ない事もあって、 小型航空機による墜落事故は毎年発生 している。 そこで、 飛行の安全性を向上させるために役立 て られる、 飛行状態と飛行情報を記録して保存可能な、 小 型機用の簡易で廉価な飛行情報記録装置が望まれていた。
    [0010] 発 明 の 開 示
    [0011] 本発明はこの様な時代の要請に鑑み、 小型航空機あるい は中型航空機において実施可能な飛行情報記録方法と記録 装置を提供するこ と を 目 的とする ものであって、 操縦士の 制御作動情報を総合して表示する中央表示装置を一般の指 針型計器類と共に航空計器盤面に装備 し 、 中央表示装置に は、 操縦士が操縦する と きの各舵翼に関する操縦装置から 操舵部材等までの連結部材等の移動量と、 操縦士の正常な 体調、 脈拍を基準とする健康データ と、 それぞれの当該情 報の発生時刻データ と を表示し、 一方では、 該中央表示装 置の表示情報を含む航空計器盤面を、 操縦室内に装備 し た 第 1 のテ レビカメ ラによ り撮影 して第 1 画像情報と し、 他 方、 主翼部分の実際の作動状況と、 航空機の胴体の中間部 上に設けられた反射'鏡で得られる尾翼部分の実際の作動状 況と を、 垂直尾翼部分に機首方向に向けて装備した第 2 の テ レビカメ ラによ り、 後方から撮影して第 2 画像情報と し、 前記両画像情報を同期させ、 複合画像情報と して合成し、 録画. 置を介して磁気テープ上に記録する手順を包含する 航空機の飛行情報記録方法と、 そのために操縦室に搭載し て飛行情報を確認し、 記録する装置を特徴と している - 詳しく は、 中央表示装置には、 操縦士が操縦するときの 各舵翼に関する操縦装置からの連結部材の中立位置からの 移動量と、 操縦士の正常な脈拍を下方寄りに基準をとる心 拍データ と、 それぞれの当該情報の発生時刻を、 飛行年月 日、 時刻、 飛行経過時間等の各種経時データ等に区分した デジタル情報と を表示する発.光表示アレーを配置してある。
    [0012] 上記移動量の検出には、 連結棒に沿って取付けた変位量 検出器を使用 し、 光ビッ 卜穴明き板と、 光検出器ア レイ と の相対移動量に従って、 穴明き板を通過するの明暗信号か ら 3 ビッ トコ一 ドに変換した変位量を検出するように構成 してある。
    [0013] 操縦士の心拍データは、 操縦輪等の握り部に設けた脈拍 検出用の光電検出器によ り、 操縦輪を握る操縦士の手指内 側に密着して、 皮下の血流の脈拍を明暗信号と して検出し、 中央表示装置の計数回路に入力して、 毎分の脈拍量に換算 ののち、 発光表示アレイ上に出力して表示させる事によ り、 飛行中の操縦士の脈拍量の変化と して可視化させると共に、 操縦士自身の実際を撮影する健康データが得られる。
    [0014] 中央表示装置に内蔵させた、 固体記億時計回路に予めフ ログラムさせたカ レ ンダー回路と計測回路を介して、 飛行 年月 日 と時刻と飛行開始経過時間を発光表示アレイ に表示 可能にマイ ク ロプロ'七ッサによ り、 周期的に固体記億時計 回路からカレンダーと時刻および飛行開始経過時間を読み だし出力させる。 その中央表示装置の電源は内蔵させた電 池によ り駆動し、 飛行開始経過時間の計測は航空機の発動 機の起動開始から停止までの間を、 マスタースィ ツチに連 動して計測可能にリ レースィ ッチによ り 0 X、 0 F Fさせ る構成である。 作 用
    [0015] 本発明の作用 を飛行情報の記録方法に基づいて説明する 従来からフライ 卜 レ コーダーや、 ボイ ス レコーダ一 を使用 して飛行情報を記録するこ とは行われている。 本発明は航 空計器盤のよう な表示装置を使用 して、 時々刻々 の情報を 表示する指針型計器類を表示するに留ま らず、 フライ ト レ コーダ一やボイ ス レ コーダーに準じて、 各種の飛行情報を 記録しょ う とするものであ り 、 基本的には録画装置を活用 する こ とである。 録画装置は、 操縦室内に設置した第 1 の テレビカメ ラによ る航空計器盤面の撮影画像と、 尾翼部分 に設置した第 2 のテ レビカメ ラ との撮影画像と を合成する こ とによって複合画像情報と し、 これを磁気テープに記録 するこ と を主体と している c
    [0016] 本発明の特徴と して、 航空計器盤の中央部に中央表示装 置を設置し、 第 1 のテレビカメ ラによる航空計器盤面の画 像情報には、 中央表示装置の全表示を含ませる。 中央表示 装置は、 通常の機能と して航空機に搭乗 した操縦士の操縦 操作を、 操縦装置に取付けた変位量検出器によ り検出 し、 操舵量と して発光表示ア レイ の窓面に表示させるものであ る。 また、 本発明の特別な構成では、 操縦士の身体状況の う ち、 代表的に心拍データ を表示、 記録する こ と を特徴と し、 操縦士の精神状態の平静度、 緊張度等の判断資料とす る。 心拍データ は操縦輪または操縦桿に設けた脈拍検出器 を介して、 手指の皮下血液の脈拍を明暗信号と して検出 し、 計数回路によ リー分間当た り の脈拍量に換算して、 発光表 示ア レイの脈拍レベルに量と変化を出力 し表示させている。
    [0017] また、 操縦士の心拍データ は、 操縦輪等の把持状態によ つて欠落するこ とがあるので、 脈拍検出器を常時装着して いる無線受信^へッ ドホン に取付けるこ とに し、 実際には 耳パサミ を介 して耳殻の一部に取付け - あるいはへッ ドホ ンの耳おおいバ、ソ ド、内に取付けた、 金属製心電位検出器に よ り 耳たぶを挾み、 圧接して耳たぶの皮下血液の脈拍を明 暗信号と して検出させ、 あるいは耳から心電位を検出し計 数回路によ U 、 一分間当 り の脈拍量に換算して発光表示ァ レイ へ出力させる
    [0018] このよう に して、 中央表示装置は、 操縦士の飛行中の脈 拍量と変化を表示させるこ とによって、 航空計器盤上の複 数の航空計器の指針指示.とその変化の確認と平行して、 虽 なる表示だけで よ く 、 撮影録画によつて記録を残すこ と ができる s
    [0019] 第 2 のテレビカメ ラによる航空計器盤面の画像情報には 航空機の離陸時から着陸時までの主翼の左右の補助翼なら びにフラッ プの実際の変位状況と 、 機種によつては左右の スボイ ラー 〈以下単にスポィ ラ一 という ：） の実際の変位状 況が含—まれる と共に 、 地平線および地表面と航空機の左右 .の主翼面との相対姿勢位置の傾き を関連して表示させ、 後 部胴体上に立設させた反射鏡または、 操縦室後部窓際に取. 付けた反射鏡によつて、 垂直尾翼方向にむけて反射投影さ せた方向舵と、 左右の昇降舵の実際の変位状況と を含めた 機首方向に見た機体の後方からの影像を、 第 2 画像情報と して含まれる： この情報保持手段も、 従来の出入式パッ ク ミ ラ一等の映像が確認だけであるのに対して、 飛行情報の 記録を可能に している。
    [0020] 前記の第 1 画像情報と第 2 画像情報と を上下に^合わせ 撮影画面の走査範囲を構成させた後、 航空機内に搭載させ た磁気テープの録画装置の画像複合手段の回路によって同 期させた一つの複合画像情報に合成し、 これを磁気テープ 上に録画する事によ り、 飛行中の航空機の状態と飛行情報 と を可視化させた飛行中の情報と して記録し保存する こ と ができ、 操縦士の実際の影像を も含ませるこ とができ る - 本発明の記録方法では、 前記の複合画像情報のほかに、 第 1 のテ レビカメ ラに内蔵させたマイ ク ロホンによ り、 飛 行中の操縦室内の周囲音の室内会話、 無線交信音、 発動機 の回転音、 飛行中の機体風切 り音を収音し て録音するこ と ができ、 ボイ ス レコーダ一に準じた記録媒体とするこ とが できる。 図面の簡単な説明
    [0021] 第 1 図は小型航空機の全体の後方からの斜視図、 第 2 図は小型航空機の操縦室内の斜視図、
    [0022] 第 3 図は同上の後方からの正面図、
    [0023] 第 4 図は中央表示装置の正面図、
    [0024] 第 5 図は複合画像情報、
    [0025] 第 6 図は変位量検出器の斜視図、
    [0026] 第 7 図は胴体内の操縦装置リ ンケ— ジ斜視図、
    [0027] 第 8 図は方向舵ペダルリ ンケ一ジ斜視図、
    [0028] 第 9 図は変位量検出用の光ビッ 卜穴明き板の正面図、 第 1 0 図は同側面図、
    [0029] 第 1 1 図'は発光表示ア レイ の正面図、
    [0030] 第 1 2 図は検出回路図、
    [0031] 第 1 3 図は変位量表示論理回路、
    [0032] 第 1 4 図は操縦輪の斜視図、
    [0033] 第 1 5 図は操縦輪の握 り部の拡大斜視図、
    [0034] 第 1 6 図は操縦桿の斜視図、
    [0035] 第 1 7 図は操縦桿の握 り部の拡大斜視図、 第 1 8 図は耳バサミ付き受信用へッ ドホン、
    [0036] 第 1 9 図は耳に装着した受信用へッ ドホンの側面図、 第 2 0 図は耳バサミの正面図、
    [0037] 第 2 1 図は検出器を設けた耳バサミの内側側面図、 第 2 2 図は心電位検出器付き受信用へッ ドホン、
    [0038] 第 2 3 図は同側面図、
    [0039] 第 2 4 図は耳おおい内側正面図、 - 第 2 5 図は第 2 4 図 A— A線に沿う一部側断面図、 第 2 6 図はテレビカメ ラと録画装置のブロッ ク線図、 第 2 7 図は中央表示装置のブロ ック線図、
    [0040] 第 2 8 図は垂直尾翼上のテレビカメラ取り付け例を示 斜 視図である = 発明を実施するための最良の具体例
    [0041] 本発明の記録装置を実施例について図面を参照して説明す る。 第 1 図ないし第 5 図は航空機の概略と本発明の構成を 説明するものである - まず第 1 図は小型航空機 1 の全体後 方斜視図であ り、 一般的な機体の描写と して、 主翼 2、 尾 翼 3 、 垂直尾翼 4 を有する胴体 5の前方部には、 操縦室 6 が設けられ、 各種の舵翼 1 0 として、 主翼 2 の左右の補助 翼 1 .1 、 左右のフラップ 1 2 、 尾翼 3 の左右の昇降舵 1 3 垂直尾翼 4 の方向舵 1 4 と、 仮想線で示す左右のスポィ ラ — 1 5 を有している。 エンジンとプロペラの関係の記述は 省略する。
    [0042] 次に、 第 2 図は小型航空機 1 の操縦室 6 内を透視した後 方からの斜視図でぁリ、 操縦席 7 で操縦する操縦士 8が示 されている = 操縦室 6 の前方中央には、 公知のように航空 計器盤 9 が装備され、 詳細には記述しないが、 通常の多数 の指針型の諸計器が配置されている： 操縦室 6 の後部の支柱には、 本発明の主要部をなす第 1 のテ レビカメ ラ 2 0 が取付け具を介 して固定 してあ り 、 こ のカメ ラ 2 0 には図示しないマイ ク ロホンを内蔵してある このテレビカメ ラ 2 0 を操縦士 8 と隣席の助手席 7 a の間 の肩越しから、 航空計器盤 9 上に対向させ、 通常の指針型 航空計器のう ちの中央の主要群を視準し、 その中心部に、 本発明において と く に構成した中央表示装置 3 0 を配置し て、 該装置上の表示を操縦士 7 が確認、 監視でき るよ う に する と共に、 その表示を撮影可能に位置させてある。
    [0043] 第 1 のテ レ ビカメ ラ 2 0 に対応 して、 垂直尾翼 4 の上部 前緣に取付けた第 2 のテ レビカメ ラ 2 1 を示してある - _
    [0044] この第 2 のカメ ラ 2 〗 は、 航空機 〗 の機軸に平行に機首 方向に向け、 航空機の水平飛行中の左右の主翼 2 の上面が、 地平線に平行も し く は左右同一の角度で交接する よう に視 準して固定してあ り 、 従って、 操縦室 6 の後部窓際に取付 けた反射鏡 2 2 と、 胴体 5 の中間部上に同 じ く 後方に向け て設置した反射鏡 2 3 と によって、 尾翼 3 方向を監視する 両者の映像をも反射投影によ って含むこ とができる。
    [0045] 参照番号 2 4 は第 1 のテ レ ビカメ ラ 2 0用の磁気テープ 録画装置であって、 助手席 7 a の背もたれの背面に緩衡材 で被った耐熱収納袋に収納して、 ベル トで背負わせてある。 緩衡材は発泡樹脂板も し く はゴム板で収納袋を囲ったもの で、 実施例では発泡スチ レ ン板に収納袋の凹みを形成させ て、 蓋して被せる二分割型の簡略容器である。 また収納袋 は、 ガラス繊維の布を磁気テープ録画装置 4 の外形容積に 縫袋.し、 一部に切り込みを設け、 収納袋に録画装置 2 4 を 収納したまま磁気テープのカセッ 卜の交換を可能に した耐 熱袋である。 さ らにまた図示はしていない力 、 緩衡材の外 0
    [0046] 面をアルミニウム箱で被つて、 耐熱性と対衝撃性を向上さ せる事がよ リ効果的にできる。 録画装置 2 4 と第 1 、 第 2 のテレビカメラ 2 0、 2 1 とは画像伝送コー ド 2 δ ·によつ て接続されている。
    [0047] 第 3 図は、 操縦室 6 内を後方から機首方向に見た正面図 を示し、 航空計器盤 9 とその盤面上の概ね中央せ近に位置 させて装備した中央表示装置 3 0 と、 操縦装置と しての操 舵輪 4 0、 方向舵べダル 4 ： 、 フラッフレバ一 4 2 を示し ている。
    [0048] 第 4 図は、 航空計器盤 9上に配置され、 第 1 のテレ ビ力 メラ 2 0 と共に重要な機能を有して撮影される中央表示装 置 3 0の盤面の構成を示している - 中央表示装置 3 ΰは、 主と して各種の舵翼 1 0の操舵量を表示するもので、 多数 の 光表示アレイ 3 1 〜 3 4 の表示事項の配置を示してい る。
    [0049] 3 1 は、 左右の方向舵ぺダル 4 1 の操舵量の発先表示ァ レイであ り、 発光表示ァ レ イ の中央窓を中位点と して、 上 側へ 3段階、 下側へ 3段階の方向舵ベダル 4 1 の操舵量に 锭つて発光表示させる
    [0050] 3 2 は左右の補助翼 1 1 の操舵量の発光表示アレイ を示 し、 その表示は中央窓に中位点を有し、 上側へ 3段階、 下 側へ 3段階の'表示をさせ
    [0051] 3 3 は左右のフラップ 1 2 の操舵量の発光表示アレイで 3段階に表示させるものであり、 フラップ収納時は無表示 でフラップさげ開始から最大下げまでを上下方向 3段階に 発光表示させる c
    [0052] 3 4 は昇降舵 1 0の発光表示ァレィ を示し、 中位点を有 し、 上側へ 3段階、 下側へ 3段階に表示させ、 操舵量が中 位の時は、 発光表示ア レイ の中央の窓まで発光表示させる 中央表示装置 3 0上の 3 5 は、 上記操舵操作に対応する 飛行データ と しての飛行年月 日 、 時刻、 飛行開始後の経過 時間をデジタル表示させるもので、 予めプロ グラムさせた 固体記憶時計回路とカ レ ンダー回路 （後述参照） から飛行 年月 日 を連続表示させ、 作動時の時刻と、 それと対応する 飛行開始時からの経過時間とは、 3 δ a の同一の発光表示 ア レイ上に交互に交替し て表示させる：
    [0053] 次に本発明の中央表示装置 3 0 には、 操縦士 .S の脈拍量 の発光表示ア レイ 3 6 を付加し てあ り、 その表示は少なく と も、 操縦士 8 の脈拍に関 して平常脈拍量と、 想定 し得る 最大脈拍量とが発光表示ア レ イ 内に収ま るよ う に、 レベル 調整ダイ ヤル 3 7 を使用 して、 概ね平常脈拍量の表示位置 を発光表示ア レイ 3 6 の一端から 三分の一程度の位置に調 整し、 最大脈拍量まで表示ア レ イ 内に表示可能にする。
    [0054] 3 8 は各発光表示ア レイ の表示輝度を調整するダイ ヤル 3 9 a は年月 日のセッ ト、 調整つまみ、 3 9 b は飛行開始 経過時間を介 し時間に関 して リ セッ 卜するつまみである。
    [0055] 第 5 図は、 前記の第 1 と第 2 のテ レ ビカメ ラ 2 0 、 1 から撮影した二つの画像情報 2 6 、 2 7 を一つに合成させ た複合画像情報 2 8 の画像域 a b f e を可視化 した画面で あ り、 中間線 c d の上側に航空機 1 の後方に設置した第 2 のテ レビカメ ラ 2 1 からの画像情報 2 7 の画像域 a b d c を位置させて、 地平線または水平線 H を含んでお り、 下側 に航空計器盤 9 上の多数の航空計器群と、 中央表示装置 3 0 を撮影した第 1 のテ レビカメ ラ 2 0 からの画像情報 2 6 の画像域 c d f e を組合わせ、 同期させて構成して後、 録 画して再生させる ときに得られる画像に等しい： 第 6 図ない し第 1 3 図は、 本発明の中央表示装置 3 0 に 表示される操縦士 6 の操縦作動の移動量を検出する装置を 説明するものである - 第 6 図は各種の操縦装置 4 0等の作 動を各舵翼 1 0 に伝達する リ ンケ—ジの連結棒に装備した 変位量検出装置 δ 0 を示し、 該装置は、 変位量検出用に光 ビッ 卜穴明き板 5 1 と光電検出器 5 2 とによって構成され て、 両部は相互に相対移動可能である - ビッ 卜穴明き板 . 1 は、 基端の円筒形ホルダ一部 5 3 を締め付けボル 卜 » ·¾ によって リ ンケージの 糸 S棒 δ δ に ¾付けてあ り、 光電検 出器 5 2 は、 適宜、 機体に支持される取付具 5 6 を介 して 保持され、 検出隙間を有するよう にコ字形に構成された透 過型フォ ト 卜ラ ンジスタ ： 2 a、 b、 c を 3連に並ベた検 出器ア レイ を有して、 光ビッ 卜穴明き板 δ 1 を、 検出器ァ レイ の検出隙間内で、 無接触に連 fe o o の軸方向に沿つ て摺動させ、 ア レイ 内に出入リす よう に してある
    [0056] 連結棒 5 5 の操舵による前後方向の移動変位量は 、 検出 器アレイ に生ずる光の透過と遮断による明暗信号と して、 3段階に間隔を所定に穴明けした信号 5 7 の列からの透 光によって検出する - δ 8 は検出器の電源と出力信号の リ. 一ド線を示し、 図示し.ないが機体内に配線され、 操縦室 6 の中央表示装置 3 0 に接続する。
    [0057] 第 7 図と第 8 図は、 小型航空機の胴体 5部内に取付けら れた、 各操縦装置 4 0等と各舵翼 1 0 ごとのリ ンケージの 連結状況を斜視図で示し、 変位量検出装置 5 0 のセッ ト を 取付けた構成を示す c すなわち、 第 7 図の操縦輪 4 0 から 補助翼 1 1 へつながる JS fe棒 5 5 1 、 操縦輪 4 0 から昇降 舵 1 3 へつながる連結棒 5 5 2、 フラップレノく一 4 2 から 左右のフラップ 1 2 につながる連結棒 5 5 3 、 スボイ ラー レバ一から左右のスポイ ラ一 1 5 につながる連結棒 5 5 4 には、 それぞれの変位量の検出装置 5 0 を示し ている - 第 8 図は、 方向舵ペダル 4 1 から接続される連結索 4 3 と連結棒 4 4 を経て、 方向舵 1 4 を動かすベルク ラ ンク 4 5 の連結棒 4 4 に、 変位量を取付けた実施例の斜視図であ リ、 上記それぞれの検出装置 5 0 は光ビッ 卜穴明き板 5 】 と光電検出器 5 2 とからなっている。
    [0058] 操縦輪 4 0 または操緞桿の前後方向によ る動きによって 操舵する昇降舵 1 3 と、 左右方向による動きで操舵する補 助翼 1 1 の変位量を検出するために、 操縦輪軸 4 6 、 操縦 桿 4 0 a (後述に関して第 1 4 図、 第 〗 6 図に図示） の直 下に X Y摺動抵抗器を ¾付け、 変化する対抗値を検出 し て X軸の変位量と、 Y軸の変位量に して表示させてもよい。 第 9 図は、 光ビッ ト穴明き板 5 1 の正面図で、 この扠は i ミ リ ない し 2 ミ リ程度の板厚のアルミ ニウム板に、 直径 3 ミ リ なレヽ し 5 ミ リ の穴を明けて信号穴 5 7 と し、 これら の穴を 3 段に間隔を定めて配置し 、 3 ビッ 卜のコ ー ド信分 を構成させて穿孔 し、 7 段階の信号を保持させた， 第 1 0 図は光ビッ ト 穴明き板 1 の側面図を示し、 第 1 1 図は発 光奉示ア レイ 3 2 の表示窓を 7 段階に階層状に並べた正面 図である。
    [0059] 第 1 2'図は光ビッ 卜穴明き板 5 1 の信号穴 5 7 を検出す るための透過型フォ ト ト ランジスタ 5 2 a 、 b 、 c の検出 回路である。 信号穴 5 7 の有無によ り 、 S c 、 S b 、 S a に Ο λ'、 〇 F Fの直流電圧を出力する。 5 9 は検出器イ ン タ ーフェイ スである。
    [0060] 第 1 3 図は、 S a 、 S b 、 S c の 3 ビッ ト信号を中央制 御装置 C P Uに入力 して、 中位点の窓 4 番を基準に して上 下 3 段階に、 識別して出力する論理回路であ り 、 図 Φの番 号は発光表示ア レイ の同一の番号に対応している - 論理回 路によ リ 出力させた番号の直流電圧で、 対応する発光表 ア レイ を発光させる。
    [0061] 第 1 4 図ない し第 1 7 図は、 中央表示装置 3 0 に P.X【つ i乙 心拍データの発光表示ア レ イ 3 6 のための検出手段を説明 するものである： 第 1 4 図は操縦輪 0 の合成樹脂製の握 リ部 4 δ に設け†: 拍検出器 6 0 を示し、 透過型フ ォ 卜 卜 ラ ンジスタ を埕設したものである - 縦士 8 が握る操縦輪 4 0 の、 手指の皮下血液の脈拍を検出可能に、 実施 ^では 左側の人差し指の第 1 または第 2 関節の内側衣囬に接触す るよ う に配設してあるが、 右側 I—
    [0062] に Θ し- てもよい 手指表 Si が検出器に密着するこ とができれぱどの関節部でもよい。
    [0063] 第 1 5 図の握 リ部の 大斜視 mでは、 脈拍検出器 6 0 を 埋設させて手指表面に密着可能に配設し たが、 握 リ部の表 面に装着させて ¾付けても良く 6 1 は検出器の リ一ド線 を示し、 操縦輪軸 4 6 内を通して配線させて中央表示装置
    [0064] 3 0 に接続させている c
    [0065] 第 1 6 図と—第 1 7 図は棒状の金属製のバィ フによ り構 K され _た操縦桿 4 0 a の実施例である - 合成樹脂製の握リ部
    [0066] 4 8 の上部に配設させた脈拍検出器 6 0 で、 概ね人差し指 の密着可能な位置であって、 操縦輪 4 0 の説明が適用され る c
    [0067] 第 1 8 図ない し第 2 5 図は、 操縦士 8 が常時使用する無 線受信用のヘッ ドホン 7 0 に、 血液の脈拍検出器 7 1 また は心電位検出器 7 2 を取付けたもの、 または内蔵させたも のを示し、 操縦士 8 の心拍デ一タ の検出手段のう ち、 操縦 士 8 の手の動作に無関係に作動させる実施例と して示され ている。
    [0068] 第 1 8 図の無線受信用のへッ ドホン 7 0 には、 操縦士 8 の耳 8 a に装着する耳パサミ 7 3 を特設してあ り 、 本発明 では、 この耳バサミ 7 3 の把持部 7 4 の内側に透過型フォ 卜 ト ランジスタ を取付けて脈拍検出器 7 1 を形成してある。 操縦士 8 の頭部 8 b にへッ ドホン 7 0 を装着した時に、 耳 ノ サ ミ 5 5 によ り 耳たぶを挾み、 検出器 7 1 を圧接させて 皮下血液の脈拍を光の明暗信号と して検出 し、 リ ー ド線 7 5 と共に、 中央表示装置 3 0 に内蔵させた計数回路に接続
    [0069] 1 0 して、 1 分間当た り の脈拍量に換算して表示させる。
    [0070] 第 1 9 図は頭部 8 b に装着 した状態を示し、 第 2 0 図は 耳バサミ 7 3 の正面図、 第 2 1 図は内側側面図を示 し 、 脈 拍検出器 7 1 を把持部 7 4 に埋設して耳たぶに密着する様 に構成してある c
    [0071] 1 5 第 2 2 図は耳 8 a を完全に被うへッ ドホン 7 (J の一態様 の正面図を示す。 図の実施例は耳おおいパッ ド 7 6 の内側 に金属製の心電位検出器 7 2 を ¾付けたものであ り 、 7 7 はマイ ク ロホン を示す。 第 2 3 図は第 2 2 図の側面図であ る。 第 2 4 図はヘッ ドホン 7 0 の内面図で心電位検出器 7
    [0072] 2 0 2 の形状を示し、 スピーカ一 7 8 に近接して立設させた実 施例では、 直径 2 ミ リ の真鍮製丸棒を曲げて形成してある。 第 2 5 図は、 第 2 4'図の A— A線に沿う断面図であって、 基盤 7 9 に取付けた受信用のスピーカ一 7 8 の側近に、 内 面視が浅い彎曲形で水平に U字形で耳殻 8 a に接触するよ ― う に した心電位検出器 7 2 を、 基盤 7 9 の貫通穴に取付け て、 基盤 7 9 の裏面から コイ ルばね 7 2 a によ り圧接させ るよ う に構成したものである。
    [0073] 以上によって、 操縦士 8 の精神状態、 健全状態等に関す る情報は、 心拍データ を代表と して記録される力'、'、 操縦士 8 の実際の挙動についても記録を残すこ とが望ま しい。 こ れは、 ちょ う ど操舵翼 1 0 の実際の作動とそれら を操舵す る連結棒の移動量とが対比して記録されるこ と と同じであ るから、 第 2 テ レ ビカメ ラ 2 1 が、 反射鏡 2 2等によって 尾翼 3 の実際を情報化 しているよう に、 第 1 テレビカメ ラ 2 0 が、 航空計器盤 δ 上に配置した反射鏡 2 によって、 操縦士 8 の挙動を前方から記録するよ う に構成する こ とが できる
    [0074] 達 6 図は、 2 台の C C Dテ ビ力メ ラ を使用 して、 磁
    [0075] 3¾ —プ上に録画する手段の実施例を示すブロ ッ ク線図で あ リ 、 第 1 のテ レ ビカメ ラは操縦室 6 内に ¾付けて固定し マイ ク 口ホン を内蔵させたテレ ビカメ ラ 2 0 に該当 し 、 第 2 のテレビカメ ラは、 垂直尾翼 4 の上部前縁に取付けて固 したテレビカメ ラ 2 1 である - 両カメ ラからの画像情報の 映像信号は、 同一の水晶発振回路 8 1 から同期回路 8 0 を 経て同期信号を加え られてお り、 各々の輝度調整回路 8 2 を経て後、 第 1 のテ ビカメ ラ用 と第 2 のテレビカメ ラ用 に狼立した、 走査線ア ドレスカウンタ 8 3 A、 8 3 Bによ り、 画像フ レームを上下に組合わせられる： この合成は、 第 5 図の上部画像域 a b d c と下部画像域 c d f e の走査 線数まで計数'する と と もに、 第 2 のテレビカメ ラの映像信 号の、 最上段 a b の走査線から次段の C M 0 S映像信号ス イ ッチ 8 4 を経て、 合成映像信号回路 8 5 に出力を開始さ せる。 その後、 第 2 のテレビカメ ラの a c 間の設定走査線 数に達する と、 切 り替え信号を出力 して C M〇 S映像信号 スイ ツチ 8 4 によ り、 第 1 のテレビ力メ ラの映像信号に転 換して第 1 のテレビカメ ラの最上段 c d の走査線から、 次 段の C M〇 S 映像信号スィ ツチ 8 4 を経て合成映像信号回 路 8 5 に出力されて、 第 1 のテレ ビカメ ラの画像域 c e 間 の走査線設定値に達するまで計数され、 出力 を継続する。 第 1 のテレビカメ ラの走査線設定値 e f に達する と、 ァ ドレスカウ ンタ 8 3 Aによ り第 2 のテレ ビカメ ラに転換さ せる信号を次段 C λΐ〇 S 映像信号スィ ッチ 8 4 へ出力する _ この走査線の転換を、 2 台のテ レ ビカ メ ラの間で繰 り返 して行なわせる事によ り、 2 つの異なる画像情報を同期さ せ、 上下に a b d c と c d f e を組み合わせて複合 し た、 録画用の一画面に構成 して次段の録画回路 S 6 を経て磁気 へッ ドに出力する。
    [0076] また、 複合させた画像情報を表示するに当 り 、 航空計器 盤 9 上の中央表示装置 3 0上に表示する事項を、 第 3 の情 報信号と して扱い、 信号のま ま合成 して録画するよ う な回 路を構成するこ とができ るので、 本発明では、 これらの表 示事項を必ずし も一旦中央表示装置 3 0 上に表示する こ と に限定しないよ う な飛行情報記録装置を構成する変更が可 能である：.
    [0077] 第 2 7 図は、 中央表示装置 3 0 の表示部分の作動を構成 する固体記憶時計回路部 9 1 と その発光表示ア レイ 部 3 5 と、 脈拍計数器 6 0 、 7 1 と心電位計数器 7 5 を含むマ イ ク 口プロセッサ 9 Ό の作動を説明するブロ ッ ク線図であ る。 前記の脈拍検出器 6 0 、 7 1 から明暗信号の入力によ リ計数回路 9 2 で 1 分間当た りの脈拍量に換算 し、 または 心電位検出器 7 2 によ り高低の電位信号を検出 して、 低周 波濾波回路 9 3 を経て増幅させた後、 波形整形回路 9 4 に よ り矩形化 して次段の計数回路 9 5 に入力 し、 1 分間当た • リの脈拍量に換算 して次段のマイ ク ロプロセッサ （ M P I； ) i δ
    [0078] 9 o に a力 "9 ¾ r ； †こ 、 あわせて M P じ 9 0へ固体記' It時 計回路 9 1 に予めプログラムさせたカ レ ンダ一の年月 日 、 時刻、 飛行開始経過時間のデジタル信号を入力させて、 各 表示駆動回路 9 6 A、 B 、 Cへ連続した出力信号と、 当該 時刻と飛行開始経過時間と を交替間歇させた出力信号を供 給する。 M P U 9 0のひ X、 〇 F Fスィ ッチ S o は、 飛行 開始経過時間の計測のために航空機 1 のマスタ ースィ ッチ から リ レー ¾： !、 してヌ、力される計測開始の信号を 〇 X 、 0 F Fする。
    [0079] 第 2 8 図 4 に ¾付けた、 第 2 のテレ ビカ ラ
    [0080] 2 1 の実施例の変化例を.示し、 垂直尾翼 4 内の上部前縁に テレビカメ ラ 2 1 を固定し、 レ ンズだけを露出させて取付 けた 2 i 1 の例、 上部の尾燈 4 a の取付けベースを拡大さ せて取付けた一態様 2 1 2 の例、 垂直尾翼 4 の上部側面に フェア リ ング 4 hの中に収納させて取付ける一態様 2 I 3 の例を示し、 機種によ リ好ま し い付け方で、 テレ ビ力メ ラ 2 1 を固定させる事ができる - 以上の構成によ o本発明の方法と装置とは、 図示してい ないが回転翼機にも装備する事が出来るものである - 産業上の利用可能性
    [0081] 本発明は、 以上説明 したよう に 、 操縦士の制御作動情報 を総合して表示する中央表示装置を一般の指針型計器類と 共に航空計器盤面に装備し、 中央表示装置には、 操縦士が 操縦する ときの各舵翼に関する操縦装置から操舵部材等ま での連結部材等の移動量と、 操縦士の正常な脈拍を基準と する心拍データ と、 それぞれの当該情報の発生時亥!] " 7—タ と を表示し、 該中央表示装置の表示情報を含む航空計器盤 面 、 ^縦室内に装備した第 1 テレビ力メ ラによ り撮影し て第 1 画像情報と し、 主翼部分の実際の作動状況と、 航空 機の胴体の中間部上に設けられた反射鏡面の尾翼部分の実 際の作動状況と を、 垂直尾翼部分に、 機首方向に向けて装 備した第 2 テ レビカメ ラによ り 、 後方から撮影して第 2 画 δ 像情報と し、 前記両画像情報を同期させ、 複合画像情報と して合成し、 録画装置を介 して磁気テープ上に記録する手 順を包含する こ と を特徴とする航空機の飛行情報記録方法 が構成されているので、 以下に記載される効果を奏する： ( 1 ) 飛行中の、 操縦士が操縦する各舵翼の操舵量を、 航0 空計器盤上に装備した中央表示装置の発光表示ア レイ に可 視化させて、 刻々変化する操縦の状態と と もに、 飛行年月 日、 時刻、 飛行開始経過時間と、 操縦士の脈拍量とその変 化を発光表示する事ができ るので、 その航空計器盤をテ レ ビカメ ラによ り撮影 して、 複数の航空計器の通常の指針指 示と、 その刻々変化する状態と あわせて、 操縦士の飛行中 の操舵量をすベて記録し、 さ らに脈拍量の変化の記録を加 えて、 飛行中の心臓にかかる操縦士の平静状態か緊張状態 かを記録させる事ができ、 また脈拍量の減少から心臓の心 拍異常や危険を、 発光表示ア レ イ の表示変化と して、 記録 させる事ができ るので、 飛行後に飛行情報を録画させた磁 気テープを再生 して観察する こ と によ リ 、 操縦士が早期に 健康診断'を受けるための健康管理に役立ち、 操縦士の飛行 中の心臓異常による不幸な航空機事故を防ぐ航空安全に効 果を奏する。
    [0082] ( 2 ) 操縦席の後方の第 1 のテレビカメ ラに内蔵させたマ イ ク 口ホンによ り 、 複合画像情報の録画中の室内周囲音を 同時に収音して、 録音させる こ とができるので操縦士の会 話や、 地上局との無線交信時の位置や高度、 速度等の計器 を読み上げる声、 気象の問い合わせ等の飛行情報や、 飛行 中の航空機の風切 り音と発動機の回転音を記録する こ とが でき、 その風切 り音と発動機の回転音の増減から、 加速、 減速、 失速する音と、 発動機が正常か否かを記録できるボ イ ス レコーダ一を兼用させた便利な装置と して、 .テ一 プ上に記録できる。
    [0083] ( 3 ) 垂直尾翼に取付けた第 2 のテレ ビカメ ラによって、 飛行中の航空機の後方上 ¾力、ら撮！ y L< 7こ S§ 2 の画像情報に 左右の主翼面と地平線及び地表面との、 傾きや相対姿勢位 置を記録する こ とができるので、 飛行中に刻々変化して飛 行する航空機の飛行姿勢の状態を記録するこ とができる。
    [0084] また同時に、 左右の補助翼とフラ ップをは じめ左右のス ボイ ラーが操舵されて動いた実際の変位量と、 尾翼に向け て設置させた反射鏡に投影させた、 方向舵と昇降舵の実際 の変位量ならびに垂直尾翼と水平尾翼の状態と を記録する 事ができるので、 これらの第 2 画像情報を第 1 画像情報内 に録画させた中央表示装置上の各舵翼の発光表示ア レイ 発光表示量と比較するこ とができる そ して 、 正し く整備 された機体の飛行では、 各舵翼の中央表示装置の発光表 ^ 量と、 画像情報内の実際の変位量とが相対して比例するが 飛行中にその発光表示量と舵翼の変位量が異なって記録さ れると、 飛行後に画像情報の磁気テープを再生して観察す るこ とによ リ、 操縦装置リ ンケージと舵翼の間に不具合を 生じた可能性を発見でさる：
    [0085] さ らにまた地上の航空機では生じない、 飛行中に受ける 機体表面の応力歪みやシヮの発生状態を記録できるので、 飛行後に録画した磁気テープを再生し観察する 二 とによ り 構造異常や疲労を早期に発見し、 修理や整備を迅速に実施 する こ とができ、 航空機の事故防止に役立て られる効果を 奏する。
    [0086] ( 4 ) 当該装置を装備させた航空機の、 飛行中の複合画像 情報と音声記録によ リ飛行後に、 操縦士自身がその飛行に おいて遭遇した状況と、 その際に と つた行動を、 再生 した 複合画像情報から確認するこ とができて、 正 しい判断によ る操縦が行われたかどうかを、 点検評価するための飛行記 録に役立ち、 また飛行訓練生や飛行教官の操縦訓練の技量 向上に、 視覚による効果的な点検評価ができ る生きた教材 して、 再生画像を確認しながら飛行前後の指導説明に、 操 縦操作や危険回避及び異常飛行姿勢位置からの、 安全で正 しい回復操作を適切に指摘し て教育でき るので、 未熟な操 縦士の訓練飛行を よ り安全にさせる事に著し く 効果を発揮 させる事ができる
    [0087] ( δ 小型航空機によって引き起こ される不幸な墜落事故 の際に、 龙発明の装置を装備した機体では、 墜落現場から 複合画像情報を録画 した磁気テープを回収 して、 磁気テー プの画像再生装置によ りテ レビ受像器の画面に再生 し、 観 察する こ とによって事故に至るまでの間の状？兄を、 中央表 示装置に表示させた表示項目 と複数の航空計器の指針指示 とその変化から直ちに確認できるので、 正確に事故原因の 解明が可能にな り、 '困難な事故解明作業と事故に至る状況 の推定作業に必要と される従来の専門家による経験の分野 を大幅に軽減させて、 短時間でその解明 を達成でき、 他の 航空機の事故防止に、 迅速に適切で効果的な対策や注意指 示を.実施する こ とができる。 依って他の航空機の飛行の安 全性を向上させて、 従来の同 じ機種や同 じ様な原因による と見られる、 小型航空機の防げなかった事故の再発を防止 する事ができる、 有益な航空機用の飛行監視録画装 と し て提供できる。
    [0088] ( 6 ) 当該発明装置を装備 ·し 7 小型航空機は、 他の飛行中 の航空機との空中衝突事故や、 ニアミ スの際にその事故の 瞬間を、 垂直尾翼に取り付けたテレ ビカメ ラによ り 、 撮影 して記録する事ができるので、 その接近して く る相手の航 空機の、 方向と衝突する双方の機体部分と、 破壊状態が画 像で記録され、 あるい '— -ァ ミ スの 避操縦の状 ¾を 記録して保存できるので、 飛行後も し く は事故後の検 正に 双方の航空機の関係位置を解明するための、 事故原因の重 要な解明要素を提供でぎる。 また、 従来の空中衝突事故と ニア ミ スでは、 3^ 5 録する事ができなかつた事故の瞬間 の様子を、 克明に複合画像情報で記録して保存できるので 従 *のデジタ ルフライ 卜データ レ コーダ一の記録方 比 較して優れた点であ リ 、 しかも容易に航空機の飛行姿勢と 機体情報と操縦士の操縦操作と脈拍量と音声記録と を、 同 時に一つの磁気テ一ブ上に録画できる方法と装置であるの で、 その記録の解読分析に特殊な専用装置を必要とせず、 家庭用のテ レ ビと ビデォテープ再生装置を使用 して、 複合 画像情報を再生し簡便に観察でぎる。
    [0089] ( 7 ) また、 第 2テレビカメ ラの反射映像の記録方法を、 第 1 テレビカメ ラに適用するこ とによって、 操縦士の実際 の挙動を記録する こ とができるので、 前記した記録の解読 分析に画期的な情報を提供するこ とができる。
    权利要求:
    Claims 請 求 の 範 囲
    ( 1 ) 操縦士の制御作動情報を総合 し て表示する中央表示 装置 3 0 を一般の指針型計器類と共に航空計器盤 9 面に装 備し、 中央表示装置 3 0 には、 操縦士 8 が操縦する ときの の各舵翼に関する操縦装置 4 0 、 4 1 、 0 a , 4 2 から 舵翼 1 0 までの連結部材 5 5 等の移動量と、 操縦士 8 の正 常な脈拍を基準とする心拍データ と、 それぞれの当該情報 の発生時刻データ と を表示し 、 該中央表示装置 3 0 の表示 情報を含む航空計器盤 9 面を、 操縦室 ΰ 内に装備した第 1 テ レビカメ ラ 2 0 によ り撮影して第 1 画像情報 2 6 と し、 主翼 2部分の実際の作動状況と、 航空機の胴体 5 の中間部 上に設けられた反射鏡 2 2 、 2 3 面の尾翼 3 部分の実際の 作動状況と を、 垂直尾翼 4 部分に、 機首方向に向けて装備 した第 2 テ レ ビカメ ラ 2 1 によ リ、 後方から撮影 して第 2 画像情報 2 7 と し、 前記両画像情報 2 £； 、 2 7 を同期させ、 複合画像情報 2 8 と して合成 し 、 録画装置 2 4 を介 して磁 気テープ上に記録する手順を包含する 二 と を特徴とする航 空機の飛行情報記録方法。
    ( 2 ) 第 2 テ レビカメ ラ 5 の第 2 画像情報 2 7 内には、 水 平飛行時の主翼 2 に関連して、 地平線 Η を撮影 した情報を 包含する こ と を特徴とする請求項 1 に記載の航空機の飛行 情報記凝方法。
    ( 3 ) 操縦士 8 の心拍データ を、 操縦輪 4 0 または操縦桿 4 0 a の握 り部 4 8 に埋設させた脈拍量検出器 6 0 によつ て、 飛行中の操縦士 8 の脈拍量と して検出するこ と を特徴 とする請求項 1 に記載の航空機の飛行情報記録方法-
    ( 4 ) 操縦士の心拍データ を、 操縦士が装着する受信用へ ッ ドホン 7 0 に付属して設けられる耳バサミ 7 3 に取付け た脈拍直検出器 7 1 を操縦士の耳 S a に装着して検出する こ と を特徴とする請求項 1 に記載の航空機の飛行情報記録 方法。
    ( δ ) 操縦士の心拍データ は、 操縦士が装着する受信用八 ッ ドホンに付属 して設けられる心電位検出器 7 2 を操縦士 の耳 8 a に装着して検出する こ と を特徴とする請求項 1 に 記載の航空機の飛行情報記録方法。
    ( 6 ) 操縦士 8 の実際の挙動を、 航空計器盤 9 面の近傍に 配備した反射鏡 2 9 を介 して第 1 テ ン ビカメ ラ 2 0 によ り Λ影する こ と を特徴とする請求項 I に記載の航空機の聚行 情報記録方法
    ( 7 ) 操縦室 6 目 u方に設置される航空計器盤 9 、 航空計器 盤 9 上に装備され、 飛行情報を発光表示する中央表示装置 3 0、 該中央表示装置 3 0 を含む航空計器盤 に対 ¾ して 操縦室 6 内で操縦士 8 の 装備した第 1 テ レ ビカメ ラ 2 0、 垂直尾翼 4 部分に ¾付けて機首方向に向けた第 2 テ レ ビ力メ ラ 2 1 操縦室 6 の後 [¾ 7こは後部胴体上に、 尾 翼 3方向に向けて取付けた反射鏡 2 2 、 2 3 と を包含し、 m sd ϊ¾δテ レビ力メ ラの画像情報を同期させ、 複合画像情報. 2 8 を合成する録 2 4 によって i;気テープに録画す るよう に構成した と を特徴とする航空機の飛行情報記録
    ( 8 ) 中央表示装置 3 0 には、 操縦士 8 が操縦する ときの 各舵翼 1 0 に関する操縦装置 4 0、 4 0 a、 4 1 、 4 2 か らの連結棒 5 5、 4 4 の中立位置からの移動量を検出 し、 階層状に発光表示する多数のフォ 卜 ト ランジスタ検出器型 の発光表示ァ レ一 3 1 、 3 2、 3 3 、 3 4 と、 操縦士 8 の 正常な脈拍を下方寄 り に基準を とる心拍デ一タ を表示する 2 δ
    発光表示ア レ ー 3 6 と、 それぞれの当該情報の発生時刻を 飛行年月 日、 時刻、 飛行経過時間等の各種経時データ等に 区分してデジタ ル情報を表示する発光表示ァ レ一 3 5 を配 置してあるこ と を特徴とする請求項 7 に記載の航空機の飛 行情報記録装置。
    ( 9 ) 移動量の発光表示ア レー 3 1 3 2 、 3 3 、 3 4 は 実際の操舵装置の配置に摸してそれぞれ盤面上に対応 して 配置されている こ と を特徴とする請求項 8 に記載の航空機 の飛行情報記録装置。
    ( 1 0 ) 時刻と飛行経過時間とは同一のァ レ一区分 3 o. a 内に交互に間歇表示されるこ と を特徴とする請求項 8 に記 載の航空機の飛行情報記録装置
    ( 1 1 ) 第 1 テ レビカメ ラ 2 0 には操縦室 6 内の会話、 無 線交信、 エンジン音等の発生音を録音するためのマイ ク ロ ホンを内蔵しているこ と を特徴とする請求項 7 に記載の航 空機の飛行情報記録装置。
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